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スタンフォード監獄実験の記録テープから明らかになったこと

Jay Van Bavel氏(@jayvanbavel)の一連ツイートを、彼の許可を得て日本語に翻訳しました。
novemberrain Jun 12
なんと。スタンフォード監獄実験の看守役は、実験者から「演技指導」をされていたことを示す証拠(音声テープ)があったとか。あの実験結果は「自動的な」役割没入ではなく「外部からの強制的な」役割没入の為である可能性
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novemberrain Jun 12
元ツイートをしたJay Van Bavel@jayvanbavelの許可を得て、彼の一連のツイートを翻訳してお送りします。読みやすいように表現を変えますが、大きく間違っていたら教えて下さい。 元ツイート・スレッドへのリンク: 次のツイートから始めます。 0/12
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novemberrain Jun 13
Replying to @Tatsunori_Ishii
ちょ、リンク先が違う! こっちが正しい:
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novemberrain Jun 12
Replying to @jayvanbavel
今日私()は、スタンフォード監獄実験(SPE)における刑務所長役(注 Zimbardo氏のアシスタント)と看守役の間で交わされた会話の録音を聞く機会を得ました。 その会話記録からブログ()が書かれていますが、そこに書かれていないこともありました。 1/12
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novemberrain Jun 12
Replying to @alexanderhaslam
これは科学者、教授、そして歴史家であるAlex Haslam氏()の素晴らしいトークの一部です。 彼は何年も前にスタンフォード監獄実験の結果の再現に失敗し、それ以来、なぜ彼のチームが(元実験の結果と)明らかに異なる結果を得ることになったのかについて研究を続けています。 2/12
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novemberrain Jun 12
Replying to @Tatsunori_Ishii
スタンフォード監獄実験は、教科書でも書かれているように、私たち人間が暴虐的な制度へも自然に同調してしまう、そうした性質を持つことをまざまざと示しています。 こうした教訓は、刑務所制度や犯罪学の分野を超えて影響力を持つものでしたがが、しかしそれは間違っていたのです。 3/12
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novemberrain Jun 12
Replying to @Tatsunori_Ishii
Alexと彼の同僚(特にSteve Reicher)は長年にわたり、リーダーがメンバーに「共通のアイデンティティを持つ」という感覚(注ここでは「看守だ」という感覚だろう)を育む時、同調が生じやすいと主張してきた。 これは積極的かつ関与的な同調プロセスで、自動的で盲目な同調とは大きく異なる。 4/12
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novemberrain Jun 12
Replying to @Tatsunori_Ishii
Alexは、Milgram実験やZimbardoのSPEが、盲目的同調とアイデンティティリーダーシップのどちらによるのかを明らかにするため、実験記録の調査に時間を費やし、彼らが何をしたかを正確に明らかにしようとした。 スタンフォードからリリースされた新しいテープは、このパズルの欠けた部分だった。 5/12
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novemberrain Jun 12
Replying to @Tatsunori_Ishii
私たちは今日テープに耳を傾け、ショックを受けた。それはあのショッキングなブログに書かれていることをはるかに超えていた。 テープでは刑務所長役は、消極的な看守役にどう行動するかを教えていた。それは、これまで私が(心理学実験の中で)聞いたこととは全く違うことだった。 6/12
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novemberrain Jun 13
Replying to @Tatsunori_Ishii
刑務所長役は看守役に、残忍な看守の様に行動するよう指示しただけでなく、看守役からの絶え間ない反論があったにもかかわらず、そうしたのである。 看守役は、彼の役割は無作為に割り当てられている、暴力的な警察のステレオタイプは間違っている、彼は20の研究に参加している、と話した。 7/12
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novemberrain Jun 13
Replying to @Tatsunori_Ishii
しかし刑務所長役は、アイデンティティのレンズを通して(自分の指示に)固執した。というのも、彼は1回の会話で集合代名詞(注everyone等)を57回(30語に1回)使用した。これは成功した政治家の2倍以上も使っていることになる! 彼は看守役に刑務所改革、科学的目標などの共通目標を訴えていた。 8/12
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novemberrain Jun 13
Replying to @Tatsunori_Ishii
このテープで3つのことが明確になった: 1 Zimbardoの主張する盲目的な同調は起きて*いない* 2 実験者は、アイデンティティへの訴えに頼っていた 3 実験者は、看守役から残虐さを引き出すためにアイデンティティ・リーダーシップを試みた 9/12
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novemberrain Jun 13
Replying to @Tatsunori_Ishii
肝心なのは、同調は、自然・盲目的・必然的(に起きるの)では無いということ。 Zimbardoはこの点について甚だ間違っていただけではなく、そのパブリックコメントによって何百万人もの人々を欺き、SPEに関する虚偽の話を受け入れさせたのだ。 10/12
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novemberrain Jun 13
Replying to @Tatsunori_Ishii
Alexはこれらの古典的な研究を「トロイの木馬」と呼んだ。私たちの分野に仕掛けられている理論上の罠である。 しかし、彼は単純にそれらを無視したり、歴史から消してしまうべきではない、むしろ洞察力とより豊かでより繊細な理解を引き出すために、批判的に取り調べるべきだと言う。 11/12
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novemberrain Jun 13
Replying to @Tatsunori_Ishii
私が心理学入門を教えるとき、例えば骨相学のような、科学的虚偽の終焉について学生に教える。 その目標は、学生に発見の道筋を示し、またいずれ出会うだろう誤った(誤って得られた)アイデアに対処する準備をさせることである。 SPEは、そうしたアイデアの一つにあたるだろう。 12/12
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novemberrain Jun 13
Replying to @jayvanbavel
以上です。 改めて、この一連のツイートはの許可を得て、彼のツイートを日本語訳したものです。可能な限り、元ツイート()もご参照下さい。 *一番最初の元ツイート・スレッドへのリンクは偽でした。このツイートのリンクが正しいです。
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novemberrain Jun 13
あと日本語で読めるスタンフォード監獄実験に関する情報 Zimbardo著「ルシファーエフェクト」 Smith & Haslam(樋口・藤島 監訳)社会心理学再入門 ついでにwikipedia:
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