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剣城かえで@耽美小説 Nov 18
弱まる光に縋るように手を伸ばした。弱まるのは光ではなく、遠ざかるのは自分だった。光に別れを告げて、沈む、沈む、沈みゆく。 悲しみも喜びもない世界に、いつしか、抱かれていた。
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剣城かえで@耽美小説 Oct 29
耽美ダークな幻想小説を書いています。 薔薇と麗人が永遠の主題です🥀 画像は定期的に発表している 自己紹介には赤が多い画像ばかり使っていたので、青系にしてみました。 長編は投稿用で、Twitterには読みやすい長さの文章を載せています。
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剣城かえで@耽美小説 Nov 6
大いなる使命の道を敷く捨て石は亡骸の山を築いている。血の道が彩る道。美しい少年は前へと進む。美貌に魔性が匂い立つ頃、麗人は自分の為の世界に登壇するべく、舞台に足をかけた。
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剣城かえで@耽美小説 Nov 15
懐かしく偲べる土地を探していた。 船の群れが流離う海を掴んでいた。世界の涯を、いつかみた海。 故郷の言葉が聞こえた。 いつか歩いた海の砂が、いつの間にか手の中で燃えている。
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剣城かえで@耽美小説 Nov 11
読了した本のページ、殺戮を済ませた戯曲に、麗人は血で名前を書いた。 移ろわない美に華麗な薔薇の刺青を刻んで、傷ついた指先は薔薇の名前で闇をしろしめる。
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剣城かえで@耽美小説 Nov 8
薔薇は散ってしまった。 花束から花の去った薔薇を無惨に掴んだ指先は凍えていた。 毟られた想いを見送る麗人は、薔薇を追うことをしなかった。悲しみを抱いたままで。
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剣城かえで@耽美小説 Oct 31
酔いしれた浅い眠りの中で出会った、知らない影に尋ねる。 強い酩酊に裏打ちされた威容を纏う影は、隠していた美貌を暴く。影だった麗人は答える。自らに酔いしれている君は正しい。
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剣城かえで@耽美小説 Nov 1
最も青い睚眥が炎を焼く。百合は塩と化して崩れ落ちる。 飢えた影は百合だった塩を舐める。乾いて濃くなった血は血管を破って、辺りを侵略した。 溶け出した血は海になった。
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